ケーブルセッティング!!&撤収!!

Mr.X

ケーブルの取り回し1
R(Remote:リモート:中継車)から建物をぐるりと周り、現場までカメラケーブルを引きたい時、どうすればいいのでしょうか?
中継車から引っ張って行くとなると、
ケーブルの取り回し6
角々に人を配置してケーブルを送らなければいけないので、少なくとも5人は必要となります。
しかも、車から遠くにいる人は、ケーブルが来るまでただ待ちの状態です。
しかし、ケーブルが8の字で用意されていれば、これが二人で出来てしまうのです。

まず、8の字に巻かれたカメラケーブルを下図①に持って行きます。
ケーブルの取り回し2
その場所から車まで引っ張りますが、②の場所で、その角から車までの長さを8の字で巻き、足元にためておきます。
その8の字ケーブルからRまで、引っ張るのですが、同じように、①の場所でも、Aの部分の長さを足元にためておきます。
ケーブルの取り回し4
車から8の字ケーブルまでの結線が終了したので、次は8の字の束ごと移動します。その移動部分は、先ほど足元にためたケーブルで補う具合です。
ケーブルの取り回し5
最終的な角部分に8の字の束を置いて、最後は現場まで引いてしまいます。
こうすると、二人が次々と移動するだけでいいのです。
ケーブルの取り回し7
しかも、常に動いていることになり、手持ち無沙汰になることがありません。

撤収は、角を無くすことから始めるとスムーズです。
ケーブルの取り回し8

基本的にはカメラの移動が可能な様に、出先にケーブルが多くためられているので、ためられている方向(ケーブルが多くある方向)に、8の字を巻くようにします。
ケーブルの取り回し9
②の部分に、中継車方向に延びたケーブルを巻き取り、そこでつくった8の字の束を、
ケーブルの取り回し10
④に移動して、出先方向のケーブルを巻きます。④の場所で最終的に全てのケーブルを8の字に巻き、その束を回収します。

ケーブルの長さによっては、先に④の場所で出先部分のケーブルを巻き、③の場所に持って来る場合もあります。

中継車に近い所で束を作る方が、撤収は中継車方向に荷物を持って来る関係上、楽だと言えます。
ケーブルの取り回し11

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