浅草は昨日からお祭りです。
おみこしカツギ屋さんたちが、続々と現れるのです。
女の子たちがまた今年も多いこと、私が子供のころは、女の子は山車を引き、男が神輿を担ぎ、二階から神輿を見ているとしかられたものですが、今は5階からでも20階からでも、見放題。
女性は担がなくても男性の間に挟まって、担いでる気分だけで、大騒ぎ、神輿はフアションです。
なんじゃこりゃ、
などとはもうしません。私は、祭りは楽しい。
おせんべい屋さんの後に、菖蒲園にまいりました。
菖蒲の種類は200種だそうです。田んぼの中に稲のように植えられております。
まだつぼみが、沢山で、花は5-6本で下がきれいでした。
今月の月末から6月いっぱい見ごろだそうです。
紫、黄色、白、ピンク、薄紫、江戸紫、ぼかし、昨年の花の写真を見ながら、私が見たこともない色の花があるのには、驚きです。
もう一つの驚きが、新しい品種ができたとき、登録をして、自分の好きな名前を付けることができるのですが、この登録場所が、東京ではなく、静岡県の掛川にある花の登録所で認可されないと、だめなのだそうです。
さすがに、花菖蒲は、昔は殿様の道楽と花自慢の道具でしたから、江戸時代から、ちゃんとした、登録書があったのですね。
驚きで初花の職人さん、鈴木さん、お世話になりました。
この後は、ガラスの職人さんのところに、行きました。
クリスタルグラスを、ヤスリで削り、磨きをかけて、作る、江戸切子の工房にお邪魔しました。
ここも、驚きの連続で、磨きは桐の木のグラインダーで磨きこを付けて、みがくのです。
グラスを掘るのは、深さ、長さ幅は、すべて感かく、うで、職人の世界です。
おみごと、感服いたしました、ありがとうございました。
こちらの会社の社長は女性の方でした。すごい。
本日のロケは、京成線堀切菖蒲園。
この駅からの散歩です、職人の町でしたね。
驚きの連続、いまだに、ブリキのおもちゃ、を作っている会社があるのです。
これだけでも驚くのに、昔セルロイドで作られていた、樟脳船、「しょうのうぶね」。
今はプラスチックでできていますけれど、たしかに、樟脳で動く、あの舟です、洗面器に水を張り
子供の頃よく遊んだ、あの舟です。お祭りの縁日で買ったあの舟に、今日は会いました。
おせんべいやさん。
この家族も素敵な頑固者で、米にこだわり、醤油にこだわり、炭は、もちろん備長炭、手焼きの硬せんべい、一日1200枚から1500枚焼くそうです、大変な仕事です。
息子さんと御夫婦で繁盛して、長く続きますように、鳥の唐揚げ、専門店、唐揚げしか、作らない。
他のものは、何もなし、ガンコバンザイ。
お客さんは、遠くからも買いに来るのです。
ご馳走になりましたが、本当に美味しいです。続きは、又明日。