スイッチング!!

Mr.X

スイッチングの一例ですが
アクションは広い絵で見せ、リアクションはアップ目で拾うという方法があります。
通常だとスポーツ中継のようにアクションをアップで見せるスイッチングとなりますが、例えば主人公がトレイに乗せて運んで来た花瓶を落とした場合。

トレイから落ちる花瓶をズームアップして床に落ちて割れる映像を撮影すると、次にほしい映像は主人公のリアクション『あ、落としてしまった!』という表情ですが、
カメラ一台で撮影する場合、花瓶をアップでフォローしたカメラが主人公の表情に気づいて『その瞬間』が撮れるかどうか?

カメラが何台かある場合でも、カメラマンはアクションを追いがちですから多くのカメラが落ちる花瓶をアップにする場合があります。床に落ちて割れる瞬間をアップで撮影した場合、その絵同等のリアクションが必要となります。

もしも間に合わないと判断した場合、広い絵で床に落ちて割れる花瓶を見せて、そのまま人の表情にズームイン。そこからパンダウンして床の割れた花瓶。と見せるのが、アクションとリアクションの考え方です。

つまり、何か起こるまで広い絵で見せ、何か起こった時にリアクションのアップを拾います。そのリアクションがアクションになって次のアクションを生むので、そのリアクションもアップで抜きます。
ルーズで見せてリアクションがあったらアップ。それに対するリアクションもアップ。そのリアクションもアップ。と、アクションとリアクションの関係が落ち着くまで続きます。

お笑いコンビボケと突っ込みが出てきて2ショット。紹介的に1ショットづつ抜いたら2ショットでしばらく見せ、ボケに対して相方が突っ込んボケの頭を叩いた時にボケのアップ(1ショット)。そのボケの顔を見た相方が『なんて顔すんねん』と笑うアップ(1ショット)。

リアクションは『アップであるほど面白い』と言われています。バストショットよりもウエストショット。ウエストショットよりもアップで狙います。

アクションとリアクションはほぼ同時に起こる!と言うことですが、アクションがあってリアクションがある関係上、やはりリアクションがわずかに後になります。
このタイミングを逃すと、すべてが後手後手となります。

リアクション間違いにも注意が必要です。最初に撮るべきリアクションを間違えるとアクションとリアクションの関係がゴチャゴチャになります。
例えばブライダルの指輪交換で新郎が新婦の指輪をはめている時のリアクションは、新婦の表情となります。

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