選挙事務所にて!!
選挙当日は、万歳を撮影するべく各事務所に出掛けます。
何人もいる候補者全ての事務所に行くわけにはいかないので、注目候補の事務所に行く事になります。
選挙事務所の人によっては、マスコミが来ると当選確実的に思う人がいるようですが、きっと間違いです。
さて、取材班が現場に到着すると何をするのか?
勿論。場所取りをして機材のセッティングです。ここで忘れちゃいけないのが『脚立』です。
事務所に詰め掛けた皆さんは、いざ万歳の時になると当たり前のように全員立ち上がりますから、三脚を目いっぱい伸ばして『脚立』を足場に構えるか、三脚に載ってカメラを担ぐなどして挙げた手を越す工夫をしないとなりません。
その前に自分は、選挙ポスターで『立候補者の顔を確認』します。
選挙事務所にはそれらしい人がイッパイ来ているので、選挙ポスターの顔を穴が開くほど見て覚えます!
基本的に立候補者は、当落が確定してから事務所に来るようですが、その時でも、すぐにどの人が立候補者なのか確認できるようにしておきます。
これが『シグナルは現場にあり!』という極意?で、それに気付くかどうかでカメラワークが楽に行える一つの目安になるのではないでしょうか!
どの人が候補者か判らずにカメラを振るのと、事前に誰を撮影するべきなのか判っている状態とでは、余裕が違ってくるというものです。
撮影現場にはこれと同じ様に、あちらこちらに『シグナル』が散らばっていますから、カメラマンは撮影の前によく現場を観察することをオススメします。
どうしても現場に到着すると撮影することだけで頭が一杯になってしまい、カメラにだけに集中しがちですが、そんなカメラマンは自分の中では落選です。
万歳無しよ!