ハンドマイクはワイヤレス??
スタジオ収録時に、制作側がスタジオの外にカメラ1台出して、司会(MC)も外でしゃべりたい!と言って来た。
技術は急遽、制作陣の要望に応えるべくシステムを組むんですが、新人の音声さんが外で使うハンドマイクを有線にしてセッティングしている。
『あれ?外のハンド、有線なの?』と、カメラをやる手前、聞いてみた。
『ええ、制作が有線でも良いと言うので』との答え!
『結構動き回らせるよ。ワイヤレスに出来ないの?』と、マイクを有線にしたことで、足元にケーブルが絡みつく危険性を回避したいカメラマンは、食い下がります。
しかも、いくら制作陣が有線で良いと言ったからって、今の時代ケーブルを引き回して中継するなんて、その放送の資質が問われる気がします。
結局、マイクとワイヤレスのチャンネルをやりくりして、ハンドマイクはワイヤレスでイケル事になりました。
カメラマンもそうですが、司会側も動きの幅も広がり、相乗効果でいい作品が出来たと思います。
なにより、言われた事を『作業』するというテンションから、クリエイティブな仕事が出来たというテンションに変わり、それがさらに番組のテンションになったかな?と思います。
そんなことを別のスタッフに話したら『俺なんか、もっと簡単にテンション上げる方法知ってるよ!』と言うので、教えてもらったら『金(カネ)でしょ!』って言ってました。
ま、確かにネ!♪