突っ込みどころ!!
歌収録の時、ドリーと言ってスタンダードカメラや足(三脚)つきのハンディカメラを移動させながら撮影すると、曲に乗ってる感じがして印象に残ると思うのですが、ズームをしたりフォーカスを追いかけなければならないので、結構大変なのです。
スローな曲の時はゆったりとした動きになるし、テンポの速い曲の場合は突っ込みながらズームインをするなど、激しさを増します。
ポップな曲の時、カメラを突っ込むと演者さんが意識して覗き込んでくれることもあり、親近感というか距離感の密度がグッとあがるのですが、突っ込まないと気づいてもらえないこともあるし、突っ込み過ぎると他のカメラが『絵が撮れない』結果になります。突っ込んでも曲に合わせながらすぐに場所を離れたり、他のカメラが絵を工夫して照明から振り込むとか広いサイズを工夫して切り替えが利くように絵を作る必要があります。
結局はお互いの信頼関係なのですが、そんな時が、チームワークの呼吸を感じる一幕でした。