まぼろしの黄金分割!!
ドローンの撮影も多くなり、今までに見たことのないような影像で楽しめる昨今ですが、それだけに撮り方をあまり考えなくなってしまったかな?
という感じです。
ドローンの映像なんかどう撮っても目新しい感じだから、三脚つけて撮る時にどのくらいの割合で何を入れて6:4の分割で6割分の意味合いを強くしよう!などと考えなくなってしまうのかな?と思うわけであります。
たとえば、山の神社に向かうシーン。ドローンを使って石段を上ることなく山門を抜けます。
これが足対固定の映像となると、まず石段を画面いっぱいに見せてから、カメラを振り上げて『この石段を上っていくと山門』風に山門がある参道を見せます。
そんな風にすると、編集で石段を上る足音と見せかけて木魚を打つ音を入れて、物語を演出できそうだななんて先のことを考えながら撮影を楽しめるのですが、もう撮るだけを楽しむ時代なのかも知れませんね。
皆さんお持ちの携帯電話にもカメラ機能が当たり前のように付いていて、縦で撮ろうか?横にして撮ろうか?両方撮っておけばいいじゃん!と言うときありますね。
視界を考えれば横のほうが見やすい感じなのですが、携帯の使い勝手的には縦のほうがシックリきたりと、人それぞれですね。
人それぞれで総カメラマン時代だからこそ、逆にこだわりを持って黄金分割を意識してみるのもいいかも?