ハイビジョン!! 特記
『インターレース』と『プログレッシブ』
一枚の絵を電子ビームの細い線でどのように構成しているのかが『フレームレート』によって決まります。
インターレースは、飛び越し走査。
日本のテレビの場合、一枚の画面を作るのに上から順にビームを発射していって約30本のビームで構成されています。
これを奇数番偶数番の15本づつに分けて2度の照射で1枚の絵にする方法を『インターレース』と呼びます。
画面がちらつきやすいのが欠点です。
プログレッシブは順次走査。
上から順番に走査線を照射して行く方法を『プログレッシブ』『ノンインターレース』と言います。
こちらは画面がちらつきにくく綺麗な映像ですが、メモリーを多く使うために記録時間が短くなります。
インターレース仕様の場合『i』プログレッシブの場合は『p』で表示されています。
最近の一般的なビデオカメラは24p,60i,60pを選択して撮影することが出来るようです。
プログレッシブの30pカメラは、最近ではほとんど見かけません。
主流は60iのようですが、CMやドラマなどの用途によってわざとフィルム感を出したりちらつきを効果的に使うなど、24pを使ったり、60pを使うこともあるようです。