中堅リポーター！！
格好は『さま』になっているんですよ。
普通であれば『キャッチミー』を使う所が、二元中継のためにこちらの中継現場では『ワイキュー』を『キャッチミー』代わりに使わないとならない。
そんな時、キャッチミーに比べてかさばる本体のワイキューの本体をヒップポケットに押し込んで、長く伸ばしたいイヤフォンで普段使いと変わらない工夫をしている。
こいつは出来るな！と思ったものの、リポートを綺麗にまとめようとしているところがダメ。
そこまでの番組の勢いは死ぬし、ライヴ感は無くなるし表情は読み取れなくなるし、臨場感までもが感じられなくなる。
例えば野球で応援していたチームが優勝した場合、それはそれは応援団は大盛り上がりです。
そこに中継に入って
『こちら勝ちました〇〇チームの応援団です。喜びの声を聞いてみましょう（とは言うものの、すでに現場ノイズとして喜びの声は聞こえていてるのですが、そこに持ってきて）いかがですか？』
『いやーうれしいですね。この調子で次も勝ちに行くぞ。エイエイオー』
周りにいるサポーターの声が上がる『おー』
『以上、大盛り上がりの〇塁側応援団でした』
この場合、応援団でしたなんて必要無い。応援団の盛り上がりのまま終わればいいと思う。
『こちら勝ちました〇〇チームの応援団です。やりましたね！（と仲間内のように接して、盛り上がりの輪に入る）』
『（盛り上がる応援団）おおおお、最高だぁ』
『こちらからは以上です』
勝って盛り上がっている時にリポーターの相手なんてしていられると今一盛り上がっていないのかな？と感じてしまいそうで、滅茶苦茶なまま実況席に返せば実況が何とかまとめてくれるはず！
そう思って、リポーター付きやりました。
中堅リポーターはどうも、そういう所を判ってくれない。何としてでも綺麗に自分がまとめようまとめようと必死にがんばってくれる。悪いことではないと思うけど、一皮剥ける必要があるのかも。
リポートの構成も、自分たちのペースに持っていくためにどこでいつ何をリポートするのか？を考えたほうがいいかも知れません。ちなみに今回のぼくからのメッセージは『楽しむ準備は出来たか？』でした。関係者だけでなく年配はもちろん若いアベック、親子連れ若い女の子のグループなど、いろいろな人がスタジアムで楽しんでいる姿をインタビューを通して見せることで、テレビのにいるあなたも、負けずに番組を見て楽しんでね！という感じでした。