どこに仕込むか!!
ゴープロという小さなカメラがありまして、歌撮りでも結構重宝しているのですが、どこに仕込むか?が、センスの問われる所です。
小型カメラならではの場所に仕込まないと、ここなら普通に撮れるじゃん!ということになって、一からやり直せ!と、怒られる羽目になります。
先日も若いカメラマンが照明のスタンドに仕込んで、グループショットを上から覗き込むように撮影しようとしていたのですが、水平を合わせてあまりにもまじめ過ぎるアングルに『これ、ここに仕込むのなら水平をこかしたほうがいいんじゃない?』と口を出してしまいました。
二曲目も若いカメラマンはスタンドに仕込んで、今度は下から仰ぎ見るような感じで撮影しようとしていたのですが、覗き込む一曲目に対して仰ぎ見る二曲目と、メリハリをつけた気でいたようですが、どうにも面白くない。
結局、四人グループのメインボーカルの背中に隠す感じでスタンドを仕込み、コーラル三人のグループショットとしました。
これなら広い絵との切り換えしが可能で、編集するにも使いやすいのではないかと思います。
せっかく撮るのであれば使われないとね。
技術がどんどん進んでいき、何でも出来るようになっては来ていますが、どう使うのか?どう使えば効果的なのか?よりそれを使った意味合いがあるのか?を考える必要が出て来ました。