受け手にセンスが必要か???
作り手側は、例えば編集マンであれば『この絵が繋げないようではセンスが無い』とか『この角度の絵と、微妙に違うこの角度の絵が繋げるかどうかが、編集マンのセンス』などと言ったりして、腕前を競うことがあります。
カメラマンで言えば絵作りのセンス。アイレベル(人の眼の高さ)からだけではなく、俯瞰にしたりあおってみたりと、その場その場でどんな絵が必要で面白いのかを見つけ出せるセンスが必要です。
クリエーター側は作り出す使命がありますから、センスを磨かなければならないのは当たり前ですが、一方受けて側は人それぞれですから、センスがあろうと無かろうと『今一わからない』となれば、せっかく作った所で伝わるはずも無く、どこがどう伝わらなかったのか?のみ制作側としては気になる所で、センスが無いからダメなんだよという事にはなりそうも無いのです。
センスがあろうと無かろうとどうすれば伝わるのか?しかもわかりやすく伝わるのか?わかりやすく伝わった所で、どう楽しんでもらえるのか?どう楽しんでどんな感情を刺激することが出来たのか?
ゴールは、まだまだ深い所にありそうです。