スタジオアシスタントからの脱却!!

Mr.X

スタジオアシスタントと言っても、技術さんのアシスタントではなく、制作さんの方の番組の進行に合わせて必要なものを出し入れする
女性アシスタントの方なんですけど。

その日の台本は、普通に出し入れをするだけなら『冒頭』に飲み物を演者に出すのと、ゲストさんが『入って来た時』にゲストさんにも飲み物を出す『だけ』でした。

そういう時は、ディレクターやフロアーを仕切るアシスタントディレクターに、最初に飲み物出して次はゲストが出た時に飲み物出してくれればいいよ!なんて言われるんですね。

これだと出番は2回です。

言われただけのことをしていたら、スタジオアシスタントとしての出番は2回ということになります。

ゲストはずっと出っ放しではないので、ゲストの出番が終わったら『飲み物を片付けること』も、あえて言われなくても仕事として認識しているべきだし、そういうことが判って自然に出来ていれば、スタッフからの信頼も得やすく、例えばゲストさんの告知があれば、ポスターがあれば私が持ちましょうか?などという言葉も、気が利いた一言!と思われ、採用されれば出番は3回となります。

スタジオを観察して番組からのプレゼントなどを見つけたら『私が持ちましょうか?』などと言ってみて、採用されればさらに出演回数が増えます。

さらに、スタッフ・演者は、集合時にお互い挨拶をしますが、その時に、スタジオアシスタントの○○です。今日もよろしくお願いします。
オイシクいじってくれるとありがたいです♪などと演者さんに挨拶しておくと、少ない出番の時に、何か声を掛けてくれるかも知れないのです!

画面に出ている時間はさらに長くなることでしょう。

そういう根回しは、自分からした以上、期待に応えるように対応しなければ次は無いですから『両刃の剣』で、失敗するとダメージは大きいですが、観察して勘を鋭くしていれば何とか乗り切れるのではないかと思います。

そんなフットワークが認められれば、スタジオアシスタントから次は中継リポーターに!なんて声が掛かるかも知れませんよ。

こういう、その立場からの脱却というのは、撮影現場だけに言えることではなく、他のどんなことにも応用できるのかな?とも思いました。

がんばれ!スタジオアシスタント。

『どうせスタジオアシスタントだから』なんて考えてしまうのが、一番損なのかも知れません。

あるものは何でも利用!そして先を目指す。

アシスタントだから言われたことだけやっていればいいんだよ!という制作マンもいますが、表面的には言われたことだけをやるようにして、裏では常にその場を乗っ取ってやろうという気持ちで頑張れば言いと思います。

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