Video-Cam バイブル

　中継のカメラをしていて思ったのですが、演者さんやリポーターさんのコメントをよく聞いて、コメントの合わせた映像（絵）を撮るのも大事ですけど、その現場にいるカメラマンとしての『情報発信』的な『絵』も、気にして探していないと、ただコメントに合わせた絵を撮るカメラマンになってしまいます。

　スイッチャーさんやディレクターさんも、コメントに合わせた『絵』を気にするあまり、中継全体がコメントありきの流れになってしまっている場合があり、
そうなると、カメラマンがいくら『情報』を撮っても『いらない』って感じになってしまうので、現場のモチベーションが一気にダウンします。

　それでも気づいたことを撮ってやると、リポーターが今度は絵に合わせたコメントをしてくれて、お互いの助け合っている感が現場に流れます。

　カメラマンの成長する流れも、最初、現場で『絵』を必死に探しちゃうからコメントなどぜんぜん頭に入って来なくて『もう少しコメントに合わせた絵が撮れないの?』と怒られる入り口を通って、少し慣れてくると『コメントが聞ける』ようになるのですが、さらにその上に行くには『コメントも注意深く聞くものの、現場にも注意を払って』絵に合わせたコメントを引き出せる中継が出来る段階があるのかな？と思いました。

　
　
　それにしても大北海道展で食べた『フラノデリス』の『半熟フロマージュ』は美味かった！

　口解け感が富良野の雪のようでした♪富良野行った事ないけど・・。