何をどう伝えるのか??
握手をすると『体温』で色が変わるマネキンの手がありまして、リポーターが早速手を握って体験リポートです。
しかし、このリポーターさん、冷え性なのか?冷血なのか??手が冷たいようで温度が足りないらしく、あまり色の変化が見られないのです。
少し変わったなと思えるのが、手のひらの辺りだけでした。
もう少し長い時間やってみようか?とディレクターは言うのですが、ここだけでそんなに時間を使っていいものかどうか?
そんな時、長年カメラマンをやっている自分は、気づいたことがありました。
ここ、前にも一回来たことがある!
その時のリポーターはネット番組の中継をこなすベテラン女性アナウンサーでした。
彼女は『握ると色の変わる』この手を見て、どうしたか。
そうです。
両手で握手をしたのです。
その方が判りやすい!
普通、握手は片手が一般的かも知れません、まして、差し出されたマネキンの手を両手で握手する発想になるかどうか?
オーバーアクションで『何をやっている:握手している』のも判るし、その『結果』も見て判る。
撮影は『画面』の中で見せなければいけないので、その画面の世界が判る人と組むとすごく取材が楽であり、発見が出来て楽しいのです。
この時のディレクターの発想『長く握る』は、常識にとらわれた感じが拭えなかったのです。
でも、取りあえず『握手』!
こんばんわ♪
テレビでは、大げさのくらいがわかりやすいですね。
両手、、すごくいいんじゃないでしょうか。
ももさん こんばんわ♪
テレビの画面の中では演技も大げさだし、表情も大げさなぐらいが調度良いんでしょうね。
3割り増しでお願いします!などと声が掛かることがよくあるようです。
メイクも以前は濃かったのですが、ハイビジョンになって少し変わってきたようです。
厚塗り感が判っちゃうのかも知れません。
ハイビジョンのTV撮影が入ると、舞台の照明や大道具さんや小道具さんもかなり苦労しているそうですよ!