臨場の臨場感??
先日ロケの最中に、テレビ朝日の『臨場』見てる?って話になって、推理系のドラマなどが好きなスタッフは『見てます♪見てます♪』と盛り上がったのですが、その話を切り出したディレクターは
『あれ、プログレッシブカメラで撮影してるんじゃないかな?映画っぽい映像に変わってるよね!』と、物凄くマニアックな所を本当は話し合いたかったらしいのです。
通常、テレビの放送はインターレースという方式で、インターレースだと奇数分の走査線と偶数分の走査線を2回に分けて表示し、一枚の映像を成立させますが、プログレッシブだと全部の走査線を順次に表示して一枚とします。
奇数分、偶数分と分けることで、テレビでは画面にちらつきがなく、動きが滑らかになるというのが定説です。
最近のHDカメラには、『1080i』『720p』『1080p』などというのがあって、この『i 』がインターレースで『p 』がプログレッシブなのです。
NHKの大河ドラマ『龍馬伝』でも、プログレッシブカメラで撮影しているそうです。
人物や風景、道具の質感などが際立つ映像が撮れるのだそうです。
『臨場』も現場ならではの雰囲気感を『根こそぎ拾おう』としているんでしょうか?
まさに『臨場』ならではの『臨場感??』なのかっ!??