メモれ!
今日一緒にロケに行った若いリポーターさんは、リポーターと言ってもちゃんと伝える本職ではなく、アイドル志望なのだと。
移動中も鏡を見ながら化粧ばかりを気にして、資料的なものを要求するでもなく自分の身繕いばかりしてました。
リポーターにとってはもう移動中から取材が始まっている訳で『どんな道を走ってここまで来た』とか『どこどこの近く』だとか『この周りには何があって』など『その場を説明する取材』をしなければならないのに、前髪やまつ毛の具合、さらに携帯電話ばかりを気にしていたようです。
現場に着いて『駅から何分だった?』って聞いやったら困ってました。
移動中に取材が始まっているのはリポーターだけではなくて、カメラマンもイメージで映像を組み立てているはずです。
そんな話を次の現場に着くまで話すと、さっそく次の場所の説明コメントを考え出しました。
『繁華街から少し離れたオフィス街の一角に、OLさん達に人気のレストラン?OLさん達のお勧めレストランが』ってブツブツ言うだけで、メモろうとしないんですよ!
『書けばいいじゃん!』って言ったら筆記用具が無いのだそうです。
こんな時どうするのか?
カメラマンは現場で臨機応変に対応するために、頭の回転を早くする必要があります。
これが駄目ならこういう見せ方は?それが駄目ならこんなのはどう?と切り替えも早くて、柔軟な考え方が出来るかどうか?
筆記用具が無い時の対処方法は・・・
「携帯電話のメールやメモ機能を使用する!」のです。
(答え合わせはコピー&ペースト、または見えない領域をドラッグで!)