#1-1、風景を切り取る
見る人の『興味を引く映像』とはどんな物なのか?といえば、これは写真や絵画にも言えることだと思うのですが、平面な画面に空間を感じさせる映像ではないかと思います。
枠の中に奥行きがあり、そこに『独自の世界』がある。
手を伸ばせば『スッと入っていきそうな空間』なのですが、実は『画面』であったり、印画紙やキャンバスであったりします。
逆に立体感のある映像をわざと平面的に見せるという演出もあるようですが、ここでは万人が「分かりやすく、感じる映像」ということを前提に、話を進めさせていただきたいと思います。
『撮影』というのは、目の前に広がる風景を『画角』という枠で切り取る作業です。
元々が奥行きのある世界ですが、それがどこで再生されるかといえば、画面やスクリーンといった平面ですから、映像に『立体感』や『奥行き感』といったものが感じられないと、何か『物足りない風景』という事になってしまいます。
撮影現場の雰囲気や登場する人物の気持ち、撮影者の思いなども、一緒に映像に残せると良いですね!
風景の切り取り方によって、
○立体感や奥行き感を持った映像。
○枠の外にまで、継続性を感じる映像。
○気持ちのわかる映像。
などを作り出す事が出来ます。
人の目や気持ちを引き付ける『魅力のある映像』を切り取ります。
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