コメントの力を信じてみる? 枕詞に気をつけろ!!

母の日間近と言うことで、デパートのギフトコーナーで取材です。
こういう取材の時、どうしても物の紹介に走ってしまいがちになる。
こんな物があります。このような物はいかがでしょう?
最近はこんな物が喜ばれています。  などね。

商品の魅力を伝える前に、なぜその商品の魅力を伝える必要があるのか?の所の触れるべきなんじゃないかと思えわけです。

どういうことかと言うと、

日ごろお世話になっているお母さんに、とか、
母の日だからこそ言えるありがとうに添えてとか、
ありがとうの気持ちをこめて、などのように、

プレゼントをしようという気持ちを思い起こさせるコメントを添えることで、なぜこの紹介をしているのかがハッキリとして、皿に興味深く見てくれるんじゃないかと思う。

このコメントは『みなさんも母の日に日頃の感謝をこめて、プレゼントしてみては?』とまとめ部分にもって行くのもいいのですが、そこで、そっか日頃の感謝ね!となった所で、もう物は紹介しちゃってるから、後の祭り的な感じのコメントになるのに対して、もうすぐ母の日、日頃の感謝をこめてプレゼントしてみては?と冒頭にあれば、そこから紹介するのでコメントが生きている。

コメントにどれだけ力を持たせるか?

言葉を扱う人間にとって大切なことだと思う。

コメントの力を考えてみる!!

パン屋さんの紹介で、リポーターさんが今日はパン屋さんにお邪魔しています。店長の○○さんです。こちらにはいろんなパンが並んでいますね』とリポートを始めた。

ボクはカメラマンとして最初にその場に立った時、芳ばしい焼きたてパンの匂いが印象的だっただけに、この匂いに触れないのが疑問だった。

そのコメントには『ここに来ると』その芳ばしい匂いに包まれますよ!とか『この場に立って』焼き立てパンの芳ばしい匂いに触れてみてはいかがですか?的な含みを持たせることが出来る。

『ここに来てみては』という来店させる力を持ったコメント。
リポーターもただ紹介するだけでなく、その気にさせる紹介を工夫するべきじゃないか?と思った。

視聴者からのメッセージ!!

番組中に『夏の思い出』というテーマでメッセージを募集してまして、視聴者からFAXが来て、子供と一緒に昆虫採集を楽しんだという内容でした。

それを受けて、司会進行の女性が、自分には弟がいて男の子は虫が好きですよね。とひとしきり話が盛り上がり、次のスポーツのコーナーに移ったのですが『では次はスポーツのコーナーです。担当は○○さんです』と、その司会進行の女性が男性キャスターを紹介したのです。

どうですか?この流れ。

せっかく視聴者からメッセージが来て『昆虫採集』で『自ら』男の子は虫が好きですよね!と振りを入れておいて『では、次、○○さんです』って、振り逃げかよ!

そこは『この人はどんな虫が好きなんでしょう?スポーツコーナーは○○さんです』とか『昆虫採集をしたのでしょうか?スポーツコーナーは○○さんです』ぐらいの紹介をして番組をうまくまわして欲しいところだと思いますした。

時候のネタをどう入れるか???

ゴールデンウィーク中に高校野球の試合がありまして、春季高校野球の県大会。
カメラマンなんですがリポーター付きを命じられてディレクターを兼任したのです。

番組のオープニングで、実況解説席からリポーターが呼ばれて第一声の挨拶となるわけですが、ここで何を言うのか?

朝から日差しが強く、グラウンドは水を撒いてもすぐに乾いてしまうようです。応援スタンドはすでにいっぱいで、随時熱い応援をリポートします!的な文言で、リポーターが顔を出してアピールします。

リポーターさんが自分でまとめたこのリポートを聞いて、ディレクションを任されたぼくは、その時『ならでは』感を出したほうが良いのではないかと考え、次のリポート時にでも『藤の花が見頃を迎えるこの時期、藤枝高校の活躍を期待したい!』などと一文添えてもらいました。

このゴールデンウィークの期間中は、そのような『その時ならでは』の時候の挨拶を工夫しやすい。
例えば『夏も近づく八十八夜。茶葉に新芽が芽吹く頃、グランドにもニューヒーローが生まれそうな期待が掛かります』とか五月の空にこいのぼりが気持ち良さそうに泳ぐ風が時折吹いてきます。五月五日を前に、グランドで戦う若武者にどのような声援が飛ぶのか随時リポートしたいと思います。

多くのお客さんがすでに応援を始めていますってのは、いつでも言えるし誰でも言えるからね。『(自分)らしさ』をどう出すか?『(その時)ならでは』の感じをどう出すか?そうやって『自分に課題を出す』ことで成長していける糧に出来るかどうか?みんながプレイに夢中になっている現場で主観から離れ、客観的に現場を見て、誰も気づけなかったことをコメントすることで主導権を握れるかどうか?そこを楽しめるかどうか?

そんなことを考えていたら、カメラよりもそっちのほうが面白いのかも?って気になってきた。

どっちが面白く(興味深く)なりそうか???

番組で絵の腕前をみる事になりまして、元水泳選手と現役の芸人さんに絵を描いてもらうことになったのですが、さて何を書くか?

水泳選手ということもあって、トビウオなんてどうだろうか? 富士山のトビウオとして有名だった水泳選手もいたし、いいかな?とは思ったものの、面白い感じにはなりそうもない!第一、普通の人ってあまりトビウオを見たことがない。

となって、実際に書いたのは今流行りだと言われている『ネコ』

元水泳選手は無難な猫を描き、芸人さんは狂気じみたおどろおどろしいネコの顔を書いたのでした。

飛び魚じゃ『こう』ならなかったかもね? 番組を回す人にもよると思うけど。

番組自体は『お魚咥えたドラネコ。追っかけて♪』ぐらいネコVS魚の勝負が付いていて、面白い感じになりましたとさ。