編集のセンスにもリアクションあり!!

Mr.X

編集センス
編集センス
例えばブライダルの指輪交換のシーン
新郎新婦が向き合って、指輪を交換します。
まずは新郎が指輪を手にして、新婦の指に指輪をはめます。
手元のアップ。
新婦の顔。

それとも

新婦の顔。
手元のアップ。

新婦の顔が印象に残っていれば、顔を見せてから手元の方が有効。
見る側の想像力の中で編集が完結する。
手元を見せられながら幸せそうな新婦の顔を思い出せて、幸せのお裾分けのように見た人の印象としてストーリーが残りそうですが、最終的に新婦の顔となると、気持ちが新婦側に行き、見る側の満足につながりそうもありません。
『ああ、幸せそうな新婦さんだなぁ』
となるのか
『幸せになって欲しいなぁ』と思えるのかの違いかも。
想像を生む作品作りとでも言うのか?表面だけ見て楽しむのではなく、深く味わってほしいかどうかの違いかも知れません。

カット割りのリアクションは、必ずこれというのではない。
新郎が新婦に指輪をはめようとする。
手が震えている。その手を新婦が押さえるように手を添える。
そんな場面があった時、広い絵では見えなければその手元をアップにしてリアクション。この場合は新郎の顔。それに応える新婦の顔。となりますよね。

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