9月から始めた情報専門学校の講師も今日で最後になりました。
何よりも嬉しかったのは、最後の日に生徒が全員出席してくれた事です。
最終日の今日は、生徒たち同士で紹介ビデオを作るという課題制作の仕上げと、その作品を一人ずつ講評しあうという形をとりました。
CGクリエイト科というだけあって、生徒たちはクリエイティブな仕事を目指しているのですが、編集の仕上がりが予想以上に優秀な作品があったのに驚きました。
生徒一人一人のキャラクターを、どのように映像と音で表現していくのかがテーマとなるわけですが、ある生徒は一つの言葉とアクションを何回かに分けてちりばめ、「なるほど!そういう切り分け方にするのか♪」と教えているこちらも参考になるような作品があったり、BGMをベースにし、比較的単純な加工のみで構成し、それなりの味を醸し出していた作品があったりと、生徒のそれぞれのセンスがよく表現されていました。
昨年末に行った筆記テストと併せて評価にするのですが、筆記試験の出来が悪くて課題制作と併せても及第点に達しない生徒がいるので、これからどうやって単位をクリアーさせていくのかが悩みどころです。
「生徒たちがここで学んだ事は、きっと社会に出てから役に立つはずだ。いやそうしなくてはいけない。」
心でつぶやきながら帰りがけの校舎の窓から見えた夕陽が妙に目に痛かった。。。 |