操作説明書豆腐/豆乳ペットボトル実践操作 ※操作説明ビデオはこちら |
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※このページを印刷して作業のチェックシートにお使い下さい。 ■事前準備 1、豆腐を作る前に大豆パウダー・ph(ペーハー)5の塩水と凝固剤を用意しておきます。 2、ボイラーの電源を入れます。 3、水があることを確認したら続いて隣の燃焼スイッチを押します。 4、コンプレッサーの電源を入れる。→プラントに高熱の蒸気が供給されます。 ●プラントの作動準備 1、電源操作の扉を開け、電源を入れます。 2、続いて蒸気パイプのバルブを開けます。→プラント全体に蒸気が行き渡ります。 ■プラントの操作法 ●作動前の洗浄 1、操作制御盤の安全スイッチを切っておきます。 2、全てのバルブを閉めます。※次に洗浄する水が漏れないようにする為。 a、ミキサーの洗浄 1、給水・撹拌操作盤の給水ボタンをオンにします。→36リットルの水が自動で給水されます。 2、撹拌ボタンをオンにします。 3、ミキサー・煮釜間のバルブを開けます。これで煮釜に水が送られます。 4、ミキサー内の水が無くなったのを確認してからミキサー・煮釜間のバルブを閉めます。 5、撹拌ボタンをオフにします。 b、煮釜の洗浄 1、煮釜操作制御盤の釜洗いスイッチをオンにします。 2、自動・手動スイッチを手動にします。→煮釜の水が循環されます。 3、釜洗いスイッチをオフにします。→ブザーが鳴って煮釜から保存タンクへのパイプに通水されます。 4、パイプから出てくる水が少なくなったら自動・手動スイッチを自動に切り替えて通水を止めます。 5、煮釜の排水パイプをあけて水を抜きます。※煮釜の中に少し水が残っている為。 6、煮釜の水が無くなったら煮釜の排水パイプのバルブを閉めます。 7、煮釜から保存タンクへのパイプを、保存タンクの微塵取りのネットの上に設置します。 8、給水ボタンをオンにします。※二度ミキサーを洗浄し煮釜を煮沸殺菌する為。 9、再び一度.給水ボタンをオンにして水を足します。※給水を36リットル以上にする為。 10、水がミキサーのロート形状の終点まで来たら給水ボタンをオフにします。 11、撹拌ボタンをオンにしてからミキサー・煮釜間のバルブを開けます。 12、ミキサー内の水が無くなったのを確認してからミキサー・煮釜間のバルブを閉めます。 13、撹拌ボタンをオフにします。 ●煮沸殺菌 1、煮釜操作制御盤の煮沸タイマーが6分になっているのを確認します。 2、釜自動スイッチをオンにします。→煮釜の水が沸湯します。 沸騰に時間がかかるので、この間に大豆パウダーを準備します。 ●豆腐作りの実践(豆腐編) 1、秤にバケツなどの容器を載せて重さを記録しておきます。 2、重さが1キロの容器(バケツなど)の場合、大豆パウダーを7キロ入れます。 →6キロの大豆パウダーが容器に入ります。(数値は好みにより変えます) 3、容器をミキサーの近くまで運びます。 ●パウダーをミキサーで撹拌 1、ミキサーの温水タンクが約40度になっているのを確認します。 2、給水ボタンをオンにします。→36リットルのお湯が自動で給水されます。 3、撹拌ボタンをオンにしてから大豆パウダーをミキサーに入れます。 4、30秒ほど撹拌したらミキサーの金属へらに付いた大豆パウダーを取り除きます。→撹拌は4分後に自動的に停止。 ●煮沸殺菌 ミキサーで撹拌している間に煮釜を煮沸殺菌します。 お湯は約4分で90度になり、102度に達してから1分後に自動的に保存タンクに送られます。 保存タンクに送られた熱湯でタンクが殺菌されます。(ここまでは自動で行われます。) 煮釜の準備 1、煮釜に残ったお湯を煮釜の排水バルブを開けて空にします。 2、煮釜の排水バルブを閉じます。※この後豆乳が入る為。 3、保存タンクのお湯を排水バルブを開けてバケツに入れます。※次に豆乳タンクも殺菌する為。 4、豆乳タンクのフタを開けてタンクに移します。 5、移し終わったら豆乳タンクのフタを閉じます。 ●豆腐作りの実践 1、撹拌ボタンをオンにして豆乳を煮釜に移します。 2、ミキサー・煮釜間のバルブを開けます。 3、ミキサーの豆乳が空になったのを確認してからミキサー・煮釜間のバルブを閉じ撹拌ボタンをオフにします。 4、給水ボタンをオンにします。※次の豆乳作りの準備の為。 ●豆乳を煮釜で煮る 1、煮釜操作制御盤の釜自動スイッチをオンにします。 2、豆乳が煮上がるまでに10分程あるので飲む豆乳のための準備をします。 ●大豆パウダーの準備(豆乳) 1、5キロの大豆パウダーを容器に入れます。※36リットルの水に対し6キロでは豆乳が濃過ぎる為。 2、秤のメモリを6キロにします。※容器の重さが1キロある為。 3、容器をミキサーの近くまで運びます。 ●パウダーをミキサーで撹拌 1、給水・撹拌操作板の撹拌ボタンをオンにします。 2、大豆パウダーをミキサーに入れ30秒ほど撹拌したらミキサーの金属へらに付いた大豆パウダーを取り除きます。 →撹拌は4分後に自動的に停止します。 3、豆乳タンクのバルブを開けてお湯を抜いておきます。※この後に豆乳を入れる為。 ●豆乳凝固剤の準備(数値は目安です) 1、200ccの計量カップ3個にそれぞれ180cc~200ccのph(ペーハー)5の塩水を入れます。 2、凝固剤の入ったケースのふたを開けておきます。 3、豆乳を凝固する型箱の近くの桶に水を張ります。※型箱のふちに付いた豆乳を固まる前に洗う為。 4、自動で豆乳が移っていることを確認します。 5、大豆パウダーの微塵(みじん)が微塵取りにある場合は取り除いておきます。 ●豆乳作りの実践(豆乳を煮釜に移す) 1、撹拌ボタンをオンにして豆乳を煮釜に移します。 2、ミキサーから煮釜へ移るバルブを開けます。 3、ミキサーの豆乳が空になったのを確認してからミキサー・煮釜間のバルブを閉じます。 4、撹拌ボタンをオフし、洗浄ために給水ボタンをオンにします。※豆乳が乾かないうちに給水することがポイント。 ●豆腐作りの実践(豆乳の凝固) 1、保存タンクの排出パイプの下にバケツを置いて排出パイプのバルブを開けます。 2、凝固剤をカップの塩水と混ぜます。 3、豆乳の泡でバケツの印が隠れるまで入ったらバルブを閉めます。 4、凝固剤を混ぜた塩水を型箱に入れ、豆乳を勢いよく流し込みます。※凝固剤を均等に混ぜる為。 5、泡取り板で泡を取り除きます。 6、板を左右どちらかに押し付けながら引き次は反対側に押し付けながら手前に引きます。 7、手前に残った泡を細かく取り除きます。 8、桶に入った水をブラシに付けて型箱のフチに付いた泡を掃除します。※型箱のフチの豆乳が固まる前に行う。 9、次の型箱でフタをします。※豆乳の表面が乾く事を防ぐ為。→約10分で豆乳が固まります。 10、保存タンクの豆乳が無くなるまで同じ事を繰り返します。
1、煮釜の釜自動スイッチをオンにします。→豆乳は約10分で煮上がります。 ●プラント使用後の洗浄(ミキサーその1) 1、36リットルのお湯が自動で給水されているのを確認し、給水ボタンをもう一度オンにして水を足します。 2、水がミキサーのロート形状の終点まで来たら給水ボタンをオフにします。 3、撹拌ボタンをオンにしてお湯を循環させてホースの中を洗浄します。 ●豆乳作りの実践(豆乳タンクに移す準備) 1、豆乳を豆乳タンクに移す為、タンクの排水パイプのバルブを閉めます。 2、豆乳ホースをタンクに取り付けます。 ●保存タンクの微塵取り 1、自動で豆乳が保存タンクに移っていることを確認し、微塵取りにかかった豆乳の微塵を捨てます。 ●プラント使用後の洗浄(ミキサーその2) 1、先ず撹拌ボタンをオンにします。 2、ミキサーから煮釜へ移すバルブを開けます。 3、ミキサー内の水が空になったのを確認してミキサー・煮釜間のバルブを閉じます。 4、撹拌ボタンをオフにしてから給水ボタンをオンにします。※次の洗浄の為。 ●豆乳作りの実践(豆乳を豆乳タンクに移す) 1、タンク内の羽を動かす緑のボタンをオンにします。※タンク内で豆乳が湯葉になるのを防止する為。 2、保存タンクの排出パイプの下にバケツを置き、排出パイプのバルブを開けます。 3、豆乳が適量に入ったらバルブを閉め、豆乳を豆乳タンクに移します。 →ペットボトルの耐熱温度が75度なのでタンク内は70度以上になると自動的にパイプから水が出てタンクを冷やします。 4、繰り返してすべての豆乳をタンクに移し、タンクのフタを閉めます。 ●プラント使用後の洗浄(煮釜) 1、煮釜に大きめのお玉で2杯の苛性ソーダを入れます。 ※苛性ソーダは皮膚を溶かすので絶対に直接触れない様にして下さい。 2、煮釜で熱を加える前に安全スイッチがオフになっているか確認しておきます。 3、釜自動スイッチをオンにします。 4、釜の温度が90度まで上昇したら釜自動スイッチをオフにします。 ※煮釜の温度が90度を超えると苛性ソーダの反応で吹きこぼれる恐れがある為 5、自動・手動スイッチを手動にし、保存タンクに苛性ソーダが混ざったお湯を移します。 6、煮釜内の下のパイプ類が泡の中から見えたらすぐに自動・手動スイッチを自動にしてお湯の移動を止めます。 ※煮釜内の湯葉を溶かして除去しやすくするため。 ●豆腐作りの実践(豆腐を切り分ける) 1、型箱をずらし、隙間から水を入れます。※型箱から豆腐をはがしやすくする為。 ※水の勢いが強いと豆腐に穴が開いてしまうのでホースの水を手の甲などに当てながら入れるのがポイントです。 2、全ての型箱に同じ様に水を入れます。 3、3種類の豆腐切り刃に水を掛けてから底剥がし用の豆腐切り刃を型箱の奥に垂直に入れ、 型箱の底に押し当てながら刃を垂直にしたまま手前に引きます。 4、3等分用の豆腐切り刃を刃が手前になっているか確認し、 型箱の縦から奥に刃を斜めに入れて垂直にしながら底まで切ります。 5、型箱の底に押し当てながら刃を垂直にしたまま手前に引き、 最後に刃を型箱の手前の壁に押し当てながら上に抜きます。 6、10等分用の豆腐切り刃の刃の向きを確認し、今度は型箱の横から同じように豆腐を切っていきます。 ※刃を型箱の手前の壁に押し当てながら上に抜くのがポイントです。 ●豆腐を水槽に入れる 1、豆腐を切り分けた型箱を豆腐水槽に移動します。 2、箱を持っていた手を手の甲を上に持ち替え、箱の奥から沈めながらひっくり返します。 ※型箱の手前を少し持ち上げて空気を入れると豆腐がきれいに水槽に落ちます。 3、残りの型箱も同じ様に豆腐を切り分けてから豆腐水槽に豆腐を入れる作業を繰り返します。 (水槽に豆腐が沈んで落ち着くまでに3分ほどかかります。) ●豆腐を1丁ずつ箱詰めする 1、棚昇降スイッチを入れて豆腐の棚を上げます。 2、豆腐パックを片手に持ちもう片方の手の平に豆腐を載せながら豆腐パックを豆腐に被せながらひっくり返します。 3、豆腐の切れ端などをきれいに取り除いてからカゴに置きます。 4、豆腐が無くなるまでこれを繰り返します。 (6キロの大豆パウダーで1丁400グラムの豆腐が約90丁できます。) ●豆腐のパッキングの準備 1、パックフィルムの圧着機が温まるのに約20分かかるので予め豆腐パッキングラインの電源を入れておきます。 2、フィルムの印字に賞味期限をセットし豆腐水槽に水を張っておきます。 ●豆腐のパッキング 1、豆腐パックに掛ける水道のバルブを開け豆腐パックをラインに乗せ水を掛けます。水差しの水は適宜補充して下さい。 2、ラインの送り出しスイッチをオンにするとパックが移動します。 (ラインから自動で豆腐パックが豆腐水槽に落ち鮮度が保たれます。) ●豆乳作りの実践(ペットボトルに詰める) 1、豆乳ホースを豆乳タンクからはずし、バルブに残った水と冷めた豆乳をバルブを開けて少量の豆乳をこぼします。 2、ホースの出口を指で摘まんで調整しながら豆乳をペットボトルの口まで入れます。 3、一杯になったら次のペットボトルに豆乳を入れ、ペットボトルにフタをして圧着器にかけ箱の同じ位置に戻します。 4、手順を繰り返してペットボトルに豆乳を詰めていきます。 ●ペットボトルの豆乳を殺菌する 1、ペットボトルの豆乳を殺菌します。 2、豆乳殺菌熱水槽の操作板でお湯の温度を75度に設定し、ペットボトルを熱水槽に浸けて置く設定時間を9分にします。. 3、ポンプのスイッチを入れて熱水を張ります。 4、豆乳のペットボトルのかごを熱水槽に入れ、ペットボトルが浮いて来ない様にカゴなどでフタをします。 (約9分後には殺菌ができています。) ●使用後のプラントの洗浄 1、プラントを洗う前に安全装置を入れます。 2、毛が抜け落ちない水はけがいいブラシで丁寧に洗います。 3、ミキサーのバルブをはずして水抜きをし、撹拌・給水操作板などを拭いた後バルブを元に戻します。 ※ブラシは洗う場所によって使い分けパイプの中はパイプブラシを使用すると便利です。 ※一週間に一度はパイプの接合部品を全てはずして消毒することをお勧めします。
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