その差は大きい!!

カメラマンなのでリポーターさんのコメントに口を出すのはどうかと思うのですが、母の日間近ということでプレゼントを紹介する番組の取材で、口出しちゃった話。日ごろお世話になっているとか感謝を込めてなどの枕詞を付けたほうがいいんじゃないかって思うのです。

どうも最近のテレビって物を紹介するだけで、気分って物を盛り上げないですよね。

ネットだと受け手が自ら欲しい情報を探して捜し求めるのに対して、テレビは受け手が欲しい情報かどうなのか?ハッキリしないまま放送している。

これじゃ興味を引くわけないし、ネットとテレビの差はどんどん広がるばかりだろうなぁ。

ってネットに書き込んでみる。

どっちが面白く(興味深く)なりそうか???

番組で絵の腕前をみる事になりまして、元水泳選手と現役の芸人さんに絵を描いてもらうことになったのですが、さて何を書くか?

水泳選手ということもあって、トビウオなんてどうだろうか? 富士山のトビウオとして有名だった水泳選手もいたし、いいかな?とは思ったものの、面白い感じにはなりそうもない!第一、普通の人ってあまりトビウオを見たことがない。

となって、実際に書いたのは今流行りだと言われている『ネコ』

元水泳選手は無難な猫を描き、芸人さんは狂気じみたおどろおどろしいネコの顔を書いたのでした。

飛び魚じゃ『こう』ならなかったかもね? 番組を回す人にもよると思うけど。

番組自体は『お魚咥えたドラネコ。追っかけて♪』ぐらいネコVS魚の勝負が付いていて、面白い感じになりましたとさ。

ズームが得か?パンが得か???

 驚いてイスから立ち上がる人の姿をフォローする時に、新人カメラマンはウエストショットからズームアウトしてFF(フルフィギュア)にしていたのですが、驚いているのであればそのまま顔の表情が狙えるサイズで良かったのかな?と議論になりました。

 イスから立ち上がるぐらい驚いた訳だから『その動き』がわかるようにズームアウトして正解なのか?
 それとも表情なのか?
 表情だとすればもっとアップに行きたいという意見も出まして、これが『絶対』という正解も無さそうで、どうしたものか?とは思うのですが、

 もしこれが自分ならどうしていただろうか?

 たぶんそのままのサイズで振り上げてフォローしていたと思います。
 表情を狙ってズームインをした所で、フォーカスが甘くなって表情が押さえられなかったら台無しだし、そのままのサイズであればイスから立ち上がったことも少なからず判断出来、一拍あってからズームして表情を見せたかな?と思いました。

 その後落ち着いた所でズームアウトしてテーブルからの距離感とか立ち上がった様子でも良いのかな?と思います。

 
 最近思うに、何かあるとズームアウトやズームインをする、特に素人さんのビデオ作品を見ているとズームを頻繁に動かしているようですが、ズームって、結局『寄る(ズームイン)』か『引く(ズームアウト)』しかないので、レパートリーとしては貧弱ではないかな?と、パンを考えてみると上下左右に対角線と、結構アレンジが利く!
 しかもズームは寄りの状態だとカメラのブレも気になる訳で、カメラワークが『上手な感じ』がかもし出せないけど、パンを考えると『なるべく引いた状態』で振ってしまえばある程度のブレが気にならないときている。

 これからはズームじゃなくてパンを練習しよう!と心に決めてみてもいいかな?と思ったのでした。

  ちなみに照明に関してのリポートまとめてみました。
 

照明の当て方に関する説明2

 

音声さんに先を越される!!

 取材現場に向かい、機材を持って歩いていた時、交差点手信号待ちになりました。
 通常ですと、交差点の大きさや信号が変わるタイミングを見計らい、誰よりも先に青信号で一歩目を踏み出します。

 これは観察力を高め、次に何が起こるのか?を気にする訓練のつもりでやっています。
 このくらいの交差点なら、車がこのくらいのスピードで走り過ぎて、一拍あって信号が変わるだろうと予想し、ほぼほぼタイミングが取れて、ほとんどの場合、誰よりも先に一歩を踏み出せるのですが、今日一緒に行った音声さんは本当に信号の切り替わりと共に足を踏み出してまして、負けました。

 それで『負けた』って言って、取材現場でしっかり観察出来て、先に先にカメラ振れる様に訓練してるんだよって話をしたら、その音声さんも『自分は音で判断してます』って言ってました。
 その場面に合った音を気にするように、それが先行先行で狙えるように気にしているんだとか!
 確かにインタビューなどでガンマイクを向ける時に、言葉の最初に間に合わないと、そこだけ音が小さくなったりしちゃいますから、出る前に向ける!という覚悟なのでしょうか?

 なかなかやるな・・・。

 次に一緒の仕事になったら必ず勝ちます!

 

新人リポーターとの息が合わない!!

この時期になると、4月からの研修を終えて新人リポーターが現場に出て来ます。
今まで『+1』としてロケに同行して、先輩アナウンサーのリポート振りを見て、勉強していたと思うのですが、いざ一人でカメラの前に立った時、やはり同じようにとはいかないものです。

思いつきでアドリブをかましてくるので、カメラが追いつかずに撮影がはかどらないはかどらない。

例えば和菓子の取材で、綺麗な色をした創作菓子を食べる撮影の時。
『綺麗な色ですね。どうするとこんなに綺麗になるんでしょうか?味のほうも気になりますね。早速食べてみたいと思います』
と言って箸を入れて少し取り分けます。
『早速食べてみたいと思います』と言っているから『すぐに食べる』と思ったら大間違い!

箸でつかんだ和菓子を、カメラの方に見せて『綺麗な色でしょ!』とやるんです。
話し戻るのかよ!って思いませんか?

ベテランのリポーターさんなら
『綺麗な色ですね。どうするとこんなに綺麗になるんでしょうか?』
の段階でカメラに向かって見せているのではないかと思います。
この段階で『中はどうなっているんだろう?』と箸を入れているのではないでしょうか?
そして、
『味のほうも気になりますね。早速食べてみたいと思います』

これだと撮影する側も先行してカメラワークが出来るのでチームワークばっちりの撮影が出来ます。

自分が撮影していて特に楽だなぁと思ったのが女優のFさんで、カメラのレンズがどこに向いているのか気にしながらコメントのテンポを変えてくれたり、コメントで次にどんな映像を撮ればいいのかのヒントをくれたりしたのでした。

たまに『今のパン(カメラを横に振る撮影)間に合った?』とか聞いてくるので、そこまで気にしてくれているんだなと驚きました。

カメラマンとしてリポーターさんに育ててもらったと思えば、その恩返しとしてリポーターさんを指導するというのも、あるのかも知れませんね。