どっちが面白く(興味深く)なりそうか???

番組で絵の腕前をみる事になりまして、元水泳選手と現役の芸人さんに絵を描いてもらうことになったのですが、さて何を書くか?

水泳選手ということもあって、トビウオなんてどうだろうか? 富士山のトビウオとして有名だった水泳選手もいたし、いいかな?とは思ったものの、面白い感じにはなりそうもない!第一、普通の人ってあまりトビウオを見たことがない。

となって、実際に書いたのは今流行りだと言われている『ネコ』

元水泳選手は無難な猫を描き、芸人さんは狂気じみたおどろおどろしいネコの顔を書いたのでした。

飛び魚じゃ『こう』ならなかったかもね? 番組を回す人にもよると思うけど。

番組自体は『お魚咥えたドラネコ。追っかけて♪』ぐらいネコVS魚の勝負が付いていて、面白い感じになりましたとさ。

ズームが得か?パンが得か???

 驚いてイスから立ち上がる人の姿をフォローする時に、新人カメラマンはウエストショットからズームアウトしてFF(フルフィギュア)にしていたのですが、驚いているのであればそのまま顔の表情が狙えるサイズで良かったのかな?と議論になりました。

 イスから立ち上がるぐらい驚いた訳だから『その動き』がわかるようにズームアウトして正解なのか?
 それとも表情なのか?
 表情だとすればもっとアップに行きたいという意見も出まして、これが『絶対』という正解も無さそうで、どうしたものか?とは思うのですが、

 もしこれが自分ならどうしていただろうか?

 たぶんそのままのサイズで振り上げてフォローしていたと思います。
 表情を狙ってズームインをした所で、フォーカスが甘くなって表情が押さえられなかったら台無しだし、そのままのサイズであればイスから立ち上がったことも少なからず判断出来、一拍あってからズームして表情を見せたかな?と思いました。

 その後落ち着いた所でズームアウトしてテーブルからの距離感とか立ち上がった様子でも良いのかな?と思います。

 
 最近思うに、何かあるとズームアウトやズームインをする、特に素人さんのビデオ作品を見ているとズームを頻繁に動かしているようですが、ズームって、結局『寄る(ズームイン)』か『引く(ズームアウト)』しかないので、レパートリーとしては貧弱ではないかな?と、パンを考えてみると上下左右に対角線と、結構アレンジが利く!
 しかもズームは寄りの状態だとカメラのブレも気になる訳で、カメラワークが『上手な感じ』がかもし出せないけど、パンを考えると『なるべく引いた状態』で振ってしまえばある程度のブレが気にならないときている。

 これからはズームじゃなくてパンを練習しよう!と心に決めてみてもいいかな?と思ったのでした。

  ちなみに照明に関してのリポートまとめてみました。
 

照明の当て方に関する説明2

 

音声さんに先を越される!!

 取材現場に向かい、機材を持って歩いていた時、交差点手信号待ちになりました。
 通常ですと、交差点の大きさや信号が変わるタイミングを見計らい、誰よりも先に青信号で一歩目を踏み出します。

 これは観察力を高め、次に何が起こるのか?を気にする訓練のつもりでやっています。
 このくらいの交差点なら、車がこのくらいのスピードで走り過ぎて、一拍あって信号が変わるだろうと予想し、ほぼほぼタイミングが取れて、ほとんどの場合、誰よりも先に一歩を踏み出せるのですが、今日一緒に行った音声さんは本当に信号の切り替わりと共に足を踏み出してまして、負けました。

 それで『負けた』って言って、取材現場でしっかり観察出来て、先に先にカメラ振れる様に訓練してるんだよって話をしたら、その音声さんも『自分は音で判断してます』って言ってました。
 その場面に合った音を気にするように、それが先行先行で狙えるように気にしているんだとか!
 確かにインタビューなどでガンマイクを向ける時に、言葉の最初に間に合わないと、そこだけ音が小さくなったりしちゃいますから、出る前に向ける!という覚悟なのでしょうか?

 なかなかやるな・・・。

 次に一緒の仕事になったら必ず勝ちます!

 

新人リポーターとの息が合わない!!

この時期になると、4月からの研修を終えて新人リポーターが現場に出て来ます。
今まで『+1』としてロケに同行して、先輩アナウンサーのリポート振りを見て、勉強していたと思うのですが、いざ一人でカメラの前に立った時、やはり同じようにとはいかないものです。

思いつきでアドリブをかましてくるので、カメラが追いつかずに撮影がはかどらないはかどらない。

例えば和菓子の取材で、綺麗な色をした創作菓子を食べる撮影の時。
『綺麗な色ですね。どうするとこんなに綺麗になるんでしょうか?味のほうも気になりますね。早速食べてみたいと思います』
と言って箸を入れて少し取り分けます。
『早速食べてみたいと思います』と言っているから『すぐに食べる』と思ったら大間違い!

箸でつかんだ和菓子を、カメラの方に見せて『綺麗な色でしょ!』とやるんです。
話し戻るのかよ!って思いませんか?

ベテランのリポーターさんなら
『綺麗な色ですね。どうするとこんなに綺麗になるんでしょうか?』
の段階でカメラに向かって見せているのではないかと思います。
この段階で『中はどうなっているんだろう?』と箸を入れているのではないでしょうか?
そして、
『味のほうも気になりますね。早速食べてみたいと思います』

これだと撮影する側も先行してカメラワークが出来るのでチームワークばっちりの撮影が出来ます。

自分が撮影していて特に楽だなぁと思ったのが女優のFさんで、カメラのレンズがどこに向いているのか気にしながらコメントのテンポを変えてくれたり、コメントで次にどんな映像を撮ればいいのかのヒントをくれたりしたのでした。

たまに『今のパン(カメラを横に振る撮影)間に合った?』とか聞いてくるので、そこまで気にしてくれているんだなと驚きました。

カメラマンとしてリポーターさんに育ててもらったと思えば、その恩返しとしてリポーターさんを指導するというのも、あるのかも知れませんね。

演出講習して来ました!!

今日はここで、先日の講習内容をおさらいしておきましょう!

クリエーターはどんな進歩をしていくのか?
まず最初は、どうすれば自分のアイディアが表現できるだろうか?と悩み、その細工に試行錯誤します。
次に自分のアイディアを表現できるようになると、なぜ他の人には『それ』が伝わらないのだろうと悩みます。
さらに自分の思いが伝わる作品が出来ても、次に、どうして興味を持ってもらえないのか?と頭を抱えることになります。

では、映像で何かを表現する時に大事なのは?

まずは、よく観察する
次に、観察するだけでなく興味を持つ
そして『見立て』などの発想をして、メッセージを込めることではないでしょうか?

このメッセージの込め方も、一方的な思いを入れると、独りよがりな作品になったり、身内受け・内輪受けとなる危険性があります。
それでも最初のうちは、小難しいことを考えているよりも作品を作ったほうが訓練になります。
失敗しながら『なぜ表現できないのか?』『なぜ伝わらないのか?』『なぜ目を引かないのか?』を考えましょう!

見立て』についての説明!
どんな『発想』で『見立て』を行うのか?
生徒たちのプロフィールビデオを考えてみました。

赤松さんは『髪の毛を真っ赤に染めた女の子』です。耳にはピアス。レザーファッションで身を包みます。
青島君は『パソコン・オタク』で、いつも見かける度にパソコンのキーを弾いています。
緑川さんは『体の細い、華奢な女の子』です。ヘアスタイルも短くボーイッシュな感じです。
黄原君は『体ががっしりとしていて落ち着きがあり、頼れる感じ』です。
桃平さんは『毎回お洒落な服を着てくる、伊達メガネの似合う女の子』です。
黒木君は『とても頑張り屋で、毎回授業が終わっても残って復習』しています。
茶町さんは『小柄で小動物のよう』にマイペースで動き回ります。
藍沢君は『いつもイヤホンをしていて、音楽から離れられない生活』を送っている。
白田君は『ロックバンドのヴォーカルでライヴ活動』をしています。

 以上が『観察』をし『興味』を持って導き出した情報だとすると、ここからどんな『見立て』が出来るでしょう?

 続く! 果たしてこの人数分、違う演出が出来るのでしょうか????