黄金のディスプレイ!!

例えば情報番組の取材で『こんなにたくさんの料理でランチを楽しむことが出来ます』とお邪魔した店内でランチカットを撮る場合。
お弁当なども、見ると
炊き込みご飯弁当

ステーキ弁当

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など、基本的にご飯が手前に置かれています。食べやすいようになんでしょうね。おかずのオモテ(面)も、ご飯が手前の配置に合わせて考えられているようですね。

しかし、ランチディスプレイではいかがでしょう?

料理がメインですからごはんは最後列ということになります。

これが判ってない新人のディレクターやカメラマンは、手前にご飯を持って来て、今から食べます的な食事風景ディスプレイになることがあります。

照明イメージ!!

収録曲を聴いて曲のイメージをディスカッション。

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一曲目は『青い衣装』が特徴的であるとの結果が出た。
二曲目の曲の感じは『モノトーン』
三極目は『カラフル』な感じで!とのオーダーが入りました。

そこで、一曲目は『黄色のライン』に床は七色の点滅。
転がしパーライト
二曲目は夜のイメージにして青いラインと、床を黄色にして月明かりを連想させます。
きみゆん
三極目は上をオレンジ色にして太陽を表現して、床は草原のイメージで緑に染めました。
きみゆん ビタミンカラー

ちゃんと調整したテレビカメラで撮影すると、これがイメージ通りの場面になっているんですよ。

色の組み合わせで参考にしたのが、朝のめざましテレビのビタミンカラーでした。

抜けのいい絵、詰まった絵!!

抜けの良い絵:奥に広がりのある絵。奥に広がりを感じる絵。
       被写体になるべく近づき、ワイド目に撮影する。
 詰まった絵:背景に広がりを感じない絵。
       ズームを使って撮影する。

 編集時には、主観の絵、客観の絵、主観の絵、主観の絵、客観の絵、などと主観と客観の絵の組み合わせでテンポを持たせたり、抜けのいい絵と詰まった絵を組み合わせてテンポや変化を持たせる。

参考画像はまた撮っておきます。

例えば、カメラマンがある程度離れた所にキャスターを立たせ、ズームを使ってバストショットなりウエストショットを撮影した場合、そのキャスターと背景を見たディレクターが、『抜けが悪いな』とか『ちょっと後ろ詰まってない?』などと言う事があります。

そんな時は、カメラを担いでキャスターに近づき、ワイド目で撮影します。背景は奥に延びるような奥行きを感じさせる絵にします。

現場には誘惑がいっぱい!!

先日の研修お疲れ様でした。
取材現場の見切り方(明かりの様子やカメラ移動のライン、相手側の動きなどを考えて、どこから撮影すればいいのか?どこからだとダメなのか?三脚を置く場所はどこなのか?ベースとなる場所はどこにすればいいのか?背景の選び方など)をいろいろ考えてもらいました。
そんな撮影現場には、いくつ物誘惑が待ち受けております。
参考例として『リポート』の話を出しましたが、ここで確認のためにもう一度お話ししておきます。

カメラマンに対してリポーターが質問をする場面です。
リポーター
『なぜ、カメラマンになろうと思ったのですか?』
カメラマン
『女の子にもてようと思ったからです』
リポーター
『カメラマン、かっこいいですからね!もてたでしょ?』
カメラマン
『いえ、それが全然。全然もてなかったんですよ』
リポーター
『そんなことないでしょ。もてそうな顔してますよ。カメラも似合いそうだし』
カメラマン
『それが最近の女性は、カメラ持ってるからって注目してくれないんですよね』
リポーター
『そうですか?』
カメラマン
『カメラマンよりもIT企業の若社長なんじゃないですか?こんな重いもの担いで一日中飛び回っているカメラマンなんて見向きもされませんよ』
リポーター
『経済力なんですかね?最近の女性のこだわりは』
カメラマン
『カメラ持っているより金を持ってるほうがいいんでしょうね』
リポーター
『なるほど!今日はどうもありがとうございました』

このインタビューの問題点は?
パッと見た目、話の流れでは、普通に問題の無いインタビューのように思えます・・・でしょうか?

カメラマンがもてない!って問題じゃない?
カメラマンが儲からないというのもちょっと問題があるかも?
もっと言えば、金に執着してると思われる最近の女性(あくまでも文章からの印象です)に問題があるのか?のように思えますが、目をつける所はそこではなく、この質問が、何を聞きたかったのか?という、根本的な問題です。
どんな魅力にひきつけられたのか?が答えられていません。
なので、本来の質問形式を考えると、こんな感じになります。
カメラマンに対してリポーターが質問をする場面です。
リポーター
『なぜ、カメラマンになろうと思ったのですか?』
カメラマン
『女の子にもてようと思ったからです』
リポーター
『カメラマン、かっこいいですからね!もてたでしょ?』
カメラマン
『いえ、それが全然。全然もてなかったんですよ』
リポーター
『そんなことないでしょ。もてそうな顔してますよ。カメラも似合いそうだし』
カメラマン
『それが最近の女性は、カメラ持ってるからって注目してくれないんですよね』
リポーター
『そうですか?もてなかったのに、なぜカメラマンを続けたのですか?』又は、
『思っていたのと違うのに、なぜカメラマンをやめようと思わなかったのか?』
これらの質問は、カメラマンの『それが全然もてなかった』という答えのあとにする!という答えでも正解です。

このように、現場(制作現場・取材現場)には、いろいろな誘惑が待ち構えています。
映像で考えてみると、取材現場で『絵になる箇所』を探してカメラを向けるわけですが、現場のどこに『絵になる箇所』が隠れているのか?ロケに出始めて撮影に慣れたカメラマンは、いくつもの『絵になる箇所』を探すことが出来るようになって、あれもこれもと撮れるのですが、本題に関係無いことに絡んでいると、いつのまにか本来のお題を忘れてしまい、それでも撮影した気持ちになってしまうという恐ろしいことが起きてしまうようです。

余分なことに絡んで余裕を見せるのも、味付けとしては必要になることもありますが、大事な根本を忘れては何にもなりません。味付けはしても、押さえる所はしっかりと押さえて取材をすることが大事です。

だから、集中して、集中というのは一点だけを見つめるのではなく、いろいろな情報を手に入れ、その中からあたり(中り)を集め、それに対応する撮影をしてみて下さい。
これが、この前の研修で最後にお伝えしたことです。

時間の関係で、抜けのいい映像について説明出来ませんでしたが、次回、カメラを持って来てもらえれば、実際に絵出しして解説したいと思います。
すいません。また来て下さい!
m(_ _)m