記者会見のカメラポジション (暗黙の了解)

野球のカメラポジションは、前列が選手が飛び込んで来たとしても被害が少ないであろうと思われる一脚を使用するパチカメ。後列が、安定感のある三本足を使うテレビカメラ。と説明しましたが、では記者会見の時はどうなのか?

立ち位置となる『バミリ』のある会見席がボード前にあって、その前にパチカメが座りそのパチカメ集団の後ろに記者席があって、ペン取材団がイスに座っていて、その後方にテレビカメラの列が並ぶ。こんな光景よく見ませんか?

なぜテレビカメラが一番後方でパチカメが記者の前なのか?

これはフラッシュの関係なのです。

パチカメはフラッシュを使うので、そのフラッシュの有効距離にいないといけません。
テレビカメラはフラッシュを使う必要が無いので、後方に三脚を立てます。

野球取材のカメラポジション (暗黙の了解)

野球の取材で1,3塁側にカメラマン席があり、前後二段になっている場合がある。
前部は低く後部が高い位置にカメラが置けるようになっていて、低い位置にはスチールカメラ。高い位置にはテレビカメラが入るようになっている。

前にパチカメで後ろがムービーというのは、暗黙の了解というか、基本的にカメラマン席として用意されているので、テレビカメラが前に行ってもいいような気がするのですが、前で三脚を立てると『ファーストのファールフライで、アウトしました。捕球した選手がとった後にカメラマン席に入り、なんかバッターはアウトになりました』などの場合、しっかりとした三脚は危険で、パチカメさんは一脚の足を使っている場合が多いんですね。
一脚であれば選手が飛び込んで来ても割りと柔軟に一緒に倒れこむなどの対応が利いて、大きな怪我が無いように思います。

テレビが前に出ちゃダメなの?ってこの前中継でカメラをセッティングしていた時に、他局のカメラマンに聞かれたんだけど、保険とか補償に自信があるのなら前で撮りゃいいじゃん!って思いました。

一応、前がパチカメさんらしいですよ♪って、やさしく言っておきました。

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その差は大きい!!

カメラマンなのでリポーターさんのコメントに口を出すのはどうかと思うのですが、母の日間近ということでプレゼントを紹介する番組の取材で、口出しちゃった話。日ごろお世話になっているとか感謝を込めてなどの枕詞を付けたほうがいいんじゃないかって思うのです。

どうも最近のテレビって物を紹介するだけで、気分って物を盛り上げないですよね。

ネットだと受け手が自ら欲しい情報を探して捜し求めるのに対して、テレビは受け手が欲しい情報かどうなのか?ハッキリしないまま放送している。

これじゃ興味を引くわけないし、ネットとテレビの差はどんどん広がるばかりだろうなぁ。

ってネットに書き込んでみる。

こめヂカラ!! フォトショップ!??

フォトショップと言っても写真スタジオでのことなんですけどね。
そのショップの紹介をするためにスタッフさんにインタビューをしたんです。
子供の日に向けてイベントがあるそうなんですよ。

リポーター『子供を撮る時に目線が来ない。どうすればいいのか?』
ゲストさん『年齢によってあやし方が違う』
リポーター『やっぱりプロに任せるべきですね』
ゲストさん『必ず目線はもらいます』

的な流れでした。

これでもいいんですが、

やはり枕詞として、子供の日とか記念日とか、記念に残すとか、があって、だからこそプロにいい写真を撮ってもらいたいという気分にさせるというか、問題を提起するというか、意識を目覚めさせるというかの工夫か必要かと思った次第です。

コメントの力を考えてみる!!

パン屋さんの紹介で、リポーターさんが今日はパン屋さんにお邪魔しています。店長の○○さんです。こちらにはいろんなパンが並んでいますね』とリポートを始めた。

ボクはカメラマンとして最初にその場に立った時、芳ばしい焼きたてパンの匂いが印象的だっただけに、この匂いに触れないのが疑問だった。

そのコメントには『ここに来ると』その芳ばしい匂いに包まれますよ!とか『この場に立って』焼き立てパンの芳ばしい匂いに触れてみてはいかがですか?的な含みを持たせることが出来る。

『ここに来てみては』という来店させる力を持ったコメント。
リポーターもただ紹介するだけでなく、その気にさせる紹介を工夫するべきじゃないか?と思った。