音を聴いて次の絵を知る!!

 
 音に関して、もう一ネタ。
 
 撮影をする時にビューファーを覗き込んだり、開いた液晶画面を見ながら映像を確認しながらカメラを振っていると思うのですが、どうしても、そこ(ビューファーや液晶画面)に集中してしまいがちのようです。

 先日も後輩のカメラマンが『どうしても映像に集中してしまい、何かあった時にカメラを振るのが遅れる』と相談を受けました。

『そうかぁ、そりゃしょうがないね♪』と軽く受け流しながら、

 カメラマンとして4:3なり16:9の画角内で安定した絵(空間が上手く利用出来ていて、人物の頭の上が開き過ぎていたり、横向きになった場合、後頭部が広く開いているなどの違和感が無い絵)が作れるようになれば、次の段階として、

 現場の音を聴きながら『次を予測』してカメラを振る(撮影する)ようにならないと成長していかないのかな?とも思いました。

 取材に行く自分のGパンのポケットには、予備も含めてイヤホンが3つ入ってます。
 最近では『物撮り』する時にもカメラにイヤホンを差し込んでいて、ディレクターに『それ要ります?』って聞かれたことがあります。

                     

取材に行く時は 予備も含めて必ずイヤホンを携帯

落ちの重要性!!

物語に『落ち』があると、その話がとても『印象に残る』と思いませんか?
その『落ち』が衝撃的であればあるほど強く印象に残るような気がします。

話に必ず『落ちが必要か?』といえば、そんなことはなく『落ちてない話』なんていくらでもあるとは思いますが、報告的な感じになってしまいがちですよね。

ではチョット練習問題です。

リンゴを両手で擦るように持っています。これからどんな物語が待っているのでしょうか?
考えられるだけこの続きを考えます。この後リンゴをどうするか?

① リンゴをかじる→Aへ
② リンゴを投げる→Bへ
③ リンゴを割る→Cへ
④ リンゴをそのまま擦っている→Dへ
⑤ リンゴを置く→Eへ

とりあえず以上『5つ』
リンゴ一つでこれだけのストーリーが考えられましたでしょうか?

この続きも考えてみます。
A リンゴをかじったので→歯茎から血が出るor血が出ない
B リンゴを投げて、相手が受け取るor受け取らない(相手がいない)
C リンゴを割って食べるor食べない・・・力強さだけを表現
D リンゴをそのまま擦って話はそれ以上先が無い場合もある
E リンゴを置いて飾りつけorそのまま何も起こらないか

何も起こらないでは話にならない気がします。
ここでは『歯茎から血が出て、歯磨き粉』をPRするとなるとどういう順番がいいのか考えてみましょう。

擦って磨いたリンゴをそのままかじって歯茎から血が出るとなると『起・承・結』のような感じです。
擦って磨いたリンゴを力ずくで割った後にかじって歯茎から血が出ると、力は強いけど歯茎は弱い感じがして『起承転結』的な雰囲気があります。
擦って磨いたリンゴを相手に投げて、受けた人間がリンゴを割り、かじって歯茎から血が出るとなると、展開は多いのですが冒頭部分が長く、擦って磨いたリンゴを相手に投げる所に何か意味があるのか?疑問が残る感じです。この疑問は、結末の歯茎から血が出る印象を弱めがちではないでしょうか?

こんな話をした時に、で、落ちは?となると、こんなのいかがでしょう?

両手でリンゴを擦り、思いつめた表情でそれを床にたたきつけます。するとリンゴは割れて中からお金が出てきます。手にしていたのはリンゴの形をした貯金箱だったのです。お金を拾い集めて一つうなずき、買い物に出かけます。入って行ったのは電気店。さて何を買ったと思います?
そう、アップルコンピューターだったのです。リンゴの形をした貯金箱を割って、リンゴマークで有名なコンピューターを買ったというお話でした。

そろそろ買い換えたいです。ウインドウズ7も出たし。

  

喰えるうちに喰っとけ!!

本日の標語であります『喰えるうちに喰っとけ!』
これはどんな時に使われたのか?と申しますと、
10時45分に集合しまして、ロケの準備をし『早飯ですが、取材中は食事が出来ませんから、先に昼を済ませて置いて下さい!』と言われたものの、10時ぐらいに朝食を済ませたスタッフが『今ちょっと食えねぇ』と食べずにいたら、それからずっと『お祭りの取材』で『準備風景』『祭り本番』『祭りの片付け』まで働きづめで、終わったのが21時だったこの日に耳にしました。
まつり

『よく考えたら、昼食って無いじゃん!』と言われた時の結論として出て来ました。
取材の日々、度々こんなことがあります。朝飯食べたのが夜だったとかね。
日中暑かったですから、食事抜きって休み時間抜きって、夏場は余計にこたえますね。