見応えはどこにある???
編集をする時に、カメラマンがせっかく撮影したのだから映像を使えるだけ使ってやろう!という思いからか?
カット数が多いと見応えがある!と思う人がいるようで、何カット使ってます?とか、
これだけのカット使ってやりましたよ!と自慢げな編集マンもいたりいなかったり。
見る人の見応え『いや~堪能したなぁ』と思えるのは、映像の数でしょうか?
感情の触れが大きいほど見応えを感じるのでは?と思っている僕の編集は、カット数よりも感情数で、気持ちがわかるような人の表情や所作を入れ、笑える部分を意図的につくり、対して泣けるように作りこむ場所も用意し、その振り幅も大波小波と設定して、作品中に散らして置いています。
だからカット数は多くなく、カメラマンには申し訳ないのですが、使わないカットのカット供養が必要なようです。