Video-Cam バイブル

　朝方降っていた雨も上がり、昼には青空になったものの、風が強い一日でした。
　そんな天気をリポートするために画面の中にリポーターを立たせ『名前のスーパーが入るからウエストサイズで』とディレクターの指示が出たとたんに、新人カメラマンはズームしてウエストのサイズにしていましたが、それじゃせっかくの空も狭い範囲になってしまいます。

　ズームじゃなくて、リポーターに近づいてもらうかカメラマンがリポーターに近づくかすれば、空の範囲も狭めなくて済むのにね！

　このような映像を『抜けのいい映像』と呼ぶこともあるようです。

　ズームで作った映像は、天気の話の時に大事な空があまり写っていない訳で、ちょっと間が抜けた感じになりますから『間抜けな映像』と呼んだりするんでしょうか？

　その辺りは定かじゃないですけど、ズームで楽しちゃいけないってことですかね？

　最近のズームレンズは、使用者に合わせてスピード具合や粘りの調整が可能のようです。