口蹄疫禍、風評被害の恐れ

<恐れていた事が現実に・・・>
宮崎県の口蹄疫禍は、まだ広がる様相を呈しています。

これまでの報道経過などを総合して見ますと、政府の対応の遅れは報道規制ではなく、単なる怠慢だった可能性が高いということに腹が立っています。

ようやくマスメディアも積極的に取り上げるようになりましたが、今後恐れるのは過剰報道による「風評被害」です。
発生地区周辺の飲食店は閑古鳥状態で、早くも深刻な影響が出ているようです。
今の所、口蹄疫禍で畜産農家の補償は出るのに、飲食店など影響が深刻な業種へも補償するという情報は目にしていません。

口蹄疫による影響なのは明らかなので、政府は補償など何らかの対策をとるべきだと思います。

<殺処分に思うこと>
また、宮崎県は全国有数の肉牛の種牛産地ということで、この種牛の殺処分が取沙汰されています。
対象地域の畜産農家の苦悩は分かりますし、この影響で潰してはいけないと思いますが、一般的な収入の国民にとってどうなの?と思うこともあります。
野菜や肉、そして魚が高ければそれに代わるもので家計をやりくりしている家庭が大半なのではないでしょうか?
個人的には、ここ1年は和牛など口にしていませんし、ましてや高級和牛ともなれば普段から口にしている家庭は、極まれだと思います。

今回の口蹄疫での補償に、国民の税金が使われることを忘れてはなりません。

<報道姿勢について>
冷たいようですが、今回は対象地域の畜産農家に対して、「お涙頂戴」的な報道姿勢よりも、「いかに他地域の偶蹄類(ぐうているい=牛や豚)への感染を食い止めるか」という方向付けが肝要だと思います。
勿論、対象地域の畜産農家に対しての心のケアと、生業に対する不安を取り除く事も大切です。
そうしたキメの細かい報道を心がければ、いたずらに混乱を煽るような事は少なくなると思います。