»» 朝青龍引退に思うこと

2010年2月4日 | スポーツ, 私は言いたい! | 2 件のコメント |

優勝回数25回の朝青龍が引退した。
初場所で優勝したばかりで突然にも思えるが、それまでの行為を振り返れば致し方ない。

NHKのカメラマン(ディレクター?)が「もう少しやりたかったんじゃないですか?」としつこく訊いていたのだが、「品格」に対する部分は訊いていたかどうか何も使われていなかった。

これまでにも朝青龍に対し兎角横綱の「品格」が問われていたが、今の角界はどうだろう?日本人の横綱が一人もいないのは寂しい限りだ。

奇しくも貴乃花親方が理事に当選し、今後の角界には期待が持てそうだが、スターをいかに作るかという『興行主義』の犠牲が朝青龍だったように思う。

貴乃花もそのクソ真面目さから起こす極端とも言える行動がワイドショーにも度々取り上げられてきたが、先代の貴之花親方がしっかりと躾けてきた教育のおかげだと思う。

窓枠の風景今日本に足りないのは「道」ではないかと思う。

道を究めることは、ともすれば極端になりがちで今の世情に合わせるのは難しいのだが、かつての日本人が重んじてきた物事を突き詰めて目指すその姿勢が今の日本には足りないのだ。

かつての日本は「道」があり、先輩から後輩へ受け継ぐ仕組みが確立されていた。
つまり、徒弟制度がしっかりしていたので、基本的な技術はもとより人格形成にも大いに役立っていたのだ。

色んな事を柔軟に吸収する良い面も日本人にはあるが、余りにもアメリカンスタイルを模倣しすぎではないか?
終戦後60年以上経っても、アメリカの軍事支配ともいえる日米同盟を改善できないでいる事も忘れてはならない。

今国会では今年度の補正予算審議の真っ最中だが、与党であり政府の中心となっている民主党の要が「金(かね)」の問題でその信頼が大きく揺らいでいる。

お金は確かに大切だが、信頼や名誉など全てが手に入るわけではない。現に宝くじに当たったばかりに内輪もめなどで不幸になった話は枚挙に暇(いとま)がない。
「自分さえ良ければ他人は関係ない。」「隣の人も誰が住んでいるのか分からない。」
やや話を拡大しすぎた感もあるが、こうした意識が今の日本を作っている事と決して無縁ではないと思う。

日本丸は将来どの道を進んでいくのか?日本人一人一人の意識が今試されている。


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